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2019年11月14日お知らせ

当協会専務理事の交代について

去る11月14日に開催した第46回定時会員総会の終結をもって、永田雅仁専務理事・事務局長が退任し、同総会後に開催された第209回理事会において、大野和人常任理事が専務理事・事務局長に就任いたしました。

新専務理事・事務局長 大野和人 就任の挨拶

ono_senmu.jpg 去る11月14日の定時会員総会にて専務理事・事務局長を拝命いたしました。
 前職で監査役になった当初は、何から始めてどのような姿勢で役割を果たすべきか、知識も経験もない中で戸惑いつつ四苦八苦の状況でした。そのような中、当協会から多くの情報を得ることができ、また他社の監査役等の皆様のお話を伺うことが自分の支えになり、その後の監査役としての職責を果たせるようになったと思っております。当協会の会員として感じてきたことを踏まえつつ、これからは当協会の事務局としてその機能の維持・発展に尽力してまいりたいと思います。
 この数年、コーポレートガバナンスの強化等を図るため、監査役等の職務に関連する法令の改正や監査人の監査基準の改訂等が行われております。「企業内容等の開示に関する内閣府令」の改正による有価証券報告書の記載事項の充実、監査基準の改訂による監査上の主要な検討事項(KAM)の導入などがあり、また今後、会社法の改正も予定されています。これらの動向にあわせ迅速な改正情報等の御提供、それに対応した監査基準・実務指針の改定、Q&A集の発行等、会員の皆様のお役に立てるよう努めてまいります。
 当協会は昭和49年に設立され、その後平成23年に公益社団法人に移行するに当たり、「監査役の理念」を制定し、社会と企業の健全かつ持続的な発展への寄与が監査役等の最大のミッションであることを改めて明確にしました。また、そのミッションを担う監査役等が十分に職責を果たせるよう協会活動を強力に推進するため、「日本監査役協会の理念」を定めました。今後もこれらの理念を踏まえながら事務局機能を推進する所存です。
 会員の皆様の御意見、御要望を真摯に受け止めながら与えられた業務に邁進していきたいと思いますので、御指導御支援の程よろしくお願い申し上げます。

<大野 和人 専務理事・事務局長の略歴>
1957年生まれ。80年神戸大学法学部卒業。同年キヤノン株式会社入社。取締役人事本部長、取締役企画本部長、常勤監査役。2019年3月退任。同年11月日本監査役協会専務理事・事務局長に就任。

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